認知症になる人は水を飲まない人が多いといわれます。
水を飲む習慣がないと体は正常に機能しなくなります。
わたしたち人間の細胞は60兆個もあり、水を摂取することで細胞の新陳代謝を行い、体内を浄化しています。
認知症になるリスクを避けるためにも、認知症を改善させるためにも、水はとても重要な役割を担っています。
毎日一定量水を飲むことは、認知症を改善させるための一番の近道です。
水を飲むことは、家に居ても施設に入居していても、心掛け次第で出来る事ですね。
水を飲まないとどうなるか
認知症を改善させるために、絶対必要なことは水を飲むことです。
なぜ水を飲むことが必要なのかをお話していきます。
水を飲まない高齢者は多く、認知症になる人は水を飲む習慣がないようです。
体内の水の量が不足すると、脳だけに限らず、あらゆる機能を悪化させ、身体全体に悪い影響を与えます。
一日の適量の水を飲まないと、どのようなことが起こるのか、主な例を見てみましょう。
認知症改善するためになぜ水は必要なのか
人の体は、血液やリンパ液を含め、60%の水分量でできています。
産まれたての赤ちゃんは80%、子どもは70%、大人60%、高齢者50%と、加齢に伴い体内の水分量は減っていきます。
人間はこの水分量の10%を失うと、生命を維持できなくなります。
人間が生命を維持できるのは水のお陰です。
高齢者に限らず、普段なかなか水を意識して摂取していない人は、多いのではないでしょうか。
水分とは、コーヒーやお茶などカフェインが含まれている飲料水やみそ汁、ビール、ジュースなどのことを言います。
何も加工していない純粋な水は、体内を循環し細胞に行き渡らせ、新陳代謝を行い身体を正常に機能させます。
一日に十分な水を摂取することで、体内に溜まった老廃物を排泄することが出来ます。
体内に水分を循環をさせるためには、一日に必要な水を一定量を飲むことが必要です。
水を摂取する量が少ないと、体内を浄化することができず、なんらかの異変が起こることもありますす。
からだの炎症や内臓機能低下によって起こる認知症は、水を摂取することで予防・改善させることが出来ます。
水を飲む重要性を知らず、水を摂取する量が少ないと年齢と共にからだは炎症し、内臓機能が低下し認知症に限らず、何らかの異変が起こる可能性があります。
認知症改善するために必要な一日の水の摂取量
人が一日に飲む水の量は目安として、体重×30mlくらいが適量とも言われています。
個人差により、その人の筋肉量や運動量、発汗量との兼ね合いも精査していくのが良いといわれています。
その辺は自己管理をしていくのがいいですね。
認知症の人は今まで水を飲む習慣がない人が多いです。
いきなり一日の目安量、体重×30mlを飲むのはしんどいと思います。
まずは、毎日水を飲むことを習慣化させることを意識して、徐々に飲む量を増やすのがいいですね。
また、水道水には塩素がたっぷり入っているので、浄水器を使用するなど塩素を除去した良質の水を摂取してください。
水はからだは正常に機能させ認知症を改善させる
水を体内に入れることで、人間の体の細胞の新陳代謝を行ってくれます。
つまり、古くなった細胞が新しい細胞に生まれ変わるってことですよね。
人間の細胞は60兆個もの細胞から成り立っている。
それは極々小さな自分が60兆個も体内にいるってことですよね。
その60兆個の極々小さな自分が、水により働き終わった細胞を、新しい細胞に甦らせてくれるっていうんですから。
水の力ってすごいですよね。
体を正常に機能するためには、毎日水を一定量飲むことが必要です。
毎日必要な水を摂取することで、わたしたちの体は正常に機能し維持してくれるのです。
水がからだを正常に機能・維持させる3つの例
1、筋力を維持する
筋肉は約75%水分で作られています。
加齢と共に体内の水分はだんだん減っていきます。
筋肉の水分量もそれに比例して減っていくと考えられます。
筋肉には水分が多く含まれているので、一日の水を摂取する量が足りないと、筋肉の働きも悪くなるということですね。
そのため筋肉は硬くなり、筋肉の疲労も起こりやすくなります。
体が硬い人はつまり水の摂取が足りないのかも知れませんね。
本来筋肉は柔軟性がなくてはならず、筋肉が硬くなると筋肉で覆われている関節にも影響を及ぼします。
腰が痛くなるのは、水の摂取が足りないのが原因であるということが言われています。
水は筋肉のみならず関節、椎間板などにもしっかり吸収され、自らの手や足を動かすことができます。
2、骨粗鬆症を防ぐ
歯や骨は99%のカルシウムで出来ています。
残りの1%は血管の細胞に使われています。
水の摂取が足りないと血管の水分が減る作用により、歯や骨のカルシウムから血管へカルシウムを補うため、歯や骨はカスカスになっていき骨粗鬆症を招いてしまいます。
水の摂取が足りないと骨のカルシウム不足になり、骨粗鬆症になるリスクが高くなるということです。
骨粗鬆症を防ぐために、牛乳を飲んで骨を強くするなんていうのは、幻想でむしろカルシウムを体外へ排出してしまいます。
骨を丈夫にするには、小魚やひじき、小松菜やモロヘイヤ、大豆製品など食べ物でカルシウムを摂取するだけでは骨を丈夫にできないのです。
骨粗鬆症になる原因は、単純にカルシウム不足ではなく、水を摂取することが重要になります。
3、便秘を防ぐ
食べた物は消化管で処理されます。
まずは胃に食べたものが収納されます。
胃から十二指腸へ移動し、胆のうから分泌された胆汁と膵液によって栄養素を分解します。
分解された栄養素は小腸で吸収されます。
栄養分として吸収されなかったものは、大腸へ移動し水分吸収を行います。
水の摂取が少ないと便は硬くなり便秘になります。
毎日の拝便は十分な水の摂取が必要にないります。
水を摂取することは認知症を予防・改善の近道です
毎日必要な水を一定量を摂取することは、筋肉や骨の状態を正常に維持するため、身体活動をする上で必要です。
転倒防止や骨折を避けることにもなります。
寝たきり状態を避けるためにも、転倒や骨折は最低限避けたいことです。
人の脳の成分の80%は水で出来ています。
毎日必要量の水を摂取することで、水不足による脱水症状を防ぎ、脱水症状による意識障害を引き起こリスクを軽減できます。
意識がないと認知機能は働かなくなります。
水を毎日一定量摂取しなければ、認知機能が低下し認知症のリスクは高くなります。
逆に解釈すると、水を毎日一定量摂取していれば、認知症は改善へのつながります。
毎日一定量水を摂取することは、認知症を改善させるための最善の近道です。
END
最後まで、この記事をご覧いただきありがとうございます。
またお会いしましょう。