生活習慣

85歳過ぎても認知症は避けられる

生活習慣

ある一冊の本の紹介を動画の中で解説してました。

動画の内容は「85歳を過ぎると認知症は避けられない」とのことです。

その根拠はただ加齢によるものだからなのだそうです。

生活習慣の見直しや、目標や夢を持つ生き方に変われば、認知症は避けられます。

認知症を治療するとき、脳・筋・内臓・心(生き方)の4つの観点から評価します。

機能低下しているところにアプローチすれば、加齢に関係なく認知症を改善させることが出来ます。

70代の生き方でその後が決まる、しかし85歳をすぎても認知症は避けられる

この動画では、「70歳が老化の分れ道」という本の解説をしています。

認知症は加齢に伴い避けられないとおおせです。

それはマイナスの面をあおってる印象が受けました。

本「70歳が老化の分れ道」を解説している動画はこちら

伊乃丸
伊乃丸

●動画の中で、現代の70代は戦前生まれの70代より、元気で若々しくなっていることに注目されています。

 
【動画】
●現代の70代は戦前の70代より元気な理由は、戦後タンパク質をしっかり摂れることにより栄養状態が改善し、体格が大きくなったことが要因。
伊乃丸
伊乃丸

戦前に比べ、戦後は衛生環境が良くなっていったことも考えられます。

【動画】
●「1990年代に入り、75歳くらいまでは認知機能・体力・内臓脂肪・が中高年と大差なく70代要介護率も低く、80歳までは多くの高齢者が現役時代同様の生活ができる人が増えた。」

伊乃丸
伊乃丸

戦前から戦後、時代が変わり、年齢を重ねても元気になったのですね。

 
【動画】
●「この先の未来は活動期がさらに延長され、80代も現役時代同様の生活ができるのではないか」と考えるかも知れませんがそれは幻想です。
伊乃丸
伊乃丸

80歳代の中には、自立して元気に暮らしている人はいますけどね、なんであおるの?

【動画】
●「人生100年時代若返るのではなく、医学の進歩によって死なないために超長寿になった」

●「老いに直面した80代以降の老いの期間が、医療によって生かされることにより、さらに5~10年長くなっていく」

 
伊乃丸
伊乃丸

医療の恩恵を強調されています。医療による病気も否めませんが。

【動画】
●「老いの期間がこれまでの倍くらいになった人生を元気に過ごすのか、介護を必要とする病気で通院するのかで、人生終盤の活動期である70代の生き方が分かれ道になる」
伊乃丸
伊乃丸

70代で人生の明暗が分かれるというのはあくまでも目安ととらえましょうね。
生き方はバランスが大事です。

認知症を予防・改善させるために、70代での生き方を振り返り、人生に足りなかった部分を補い調整して、生き方のバランスをとることが最も重要です。

85歳平均寿命が延びたのは確かに西洋医学のお陰

ナース3人が話をしているイラスト
ナース3人が話をしているイラスト


さらにこの動画では、本書の内容に基づき医療の素晴らしさを重ねて伝えています。

【動画】
●日本人の平均寿命は、戦前流行った結核を克服し20年延長された。

●がんの治療法が確立し克服することで平均寿命がさらに5年延長された。
伊乃丸
伊乃丸

戦後から見て、平均寿命が延びたことはすごい功績ですね。

ただ、その中には寝たきりの高齢者も含まれていますけどね。

伊乃丸
伊乃丸

寝たきりの高齢者をなくす医療改革が必要に思います。

【動画】
●「恐ろしい病気が克服され、ips細胞により衰弱した臓器を若返らせ再生する事が可能になったとしても、脳から老いていくことは避けられない」
伊乃丸
伊乃丸

脳が老いるのは脳だけの問題ではなく、からだ全体の問題が起こるので、食事や生活習慣を見直し改めることで変わります。

●脳の神経細胞は細胞分裂せず新しい細胞を作らず、同じ細胞をずっと使い続けるため脳の老化を止めたり、脳を再生することが出来ない
伊乃丸
伊乃丸

脳由来神経栄養因子(BNDF)と神経成長因子(NGF)の2つの脳内物質は、新しい脳細胞の形成するといわれています。

伊乃丸
伊乃丸

アロマ療法で海馬の神経が回復することも分かっています。

認知症・リハビリ療法で症状を改善させる3つの方法

【動画】
●「アルツハイマー病に関しても、根治に至る治療法は分っておらず脳から老いていくことは避けられない。」
伊乃丸
伊乃丸

生活習慣の見直しやリハビリ治療を継続することで、認知症を改善させることができます。

85歳を過ぎてもアルツハイマー病認知症になるとは限らない

Alzheimgrの一部ピースが欠けたパズル
Alzheimgrの一部ピースが欠けたパズル



【動画】
●「亡くなった人の病理解剖で、『85歳以上の人でアルツハイマー型認知症による変性が、脳にない人はいなかっ』』との報告がある。」
伊乃丸
伊乃丸

この報告だけで85歳以上の人がアルツハイマー病になると判断するのは、真実性に乏しいように感じます。

【動画】
●「85歳を過ぎれば、誰でも脳は老いていき、アルツハイマーにかかることがは常識」
●「発展した医療に支えられ体は元気でも、脳だけはそうもいかない」

加齢にともなう多少の脳の衰えはあると思いますが、アルツハイマー病になるのは常識というのはあおりすぎ!

【動画】
●「長い晩年を健やかに送るには、80代以降も脳の機能をいかに現役のように保つこどができるか、70代の運動機能をいかに長持ちさせることができるかが重要」
伊乃丸
伊乃丸

運動機能をいかに長持ちさせることができるかが重要と言いながら、予防するための具体的な提案がありません。

伊乃丸
伊乃丸


前向きな具体案があれば、わたしたちは認知症を避けることができます。

85歳を過ぎても元気平均寿命が全国1位の長野県の生活習慣

この動画の中で非常に興味深いことを話されていました。

それは全国の中で長野県は平均寿命が伸びているということです。

かつては都道府県の中で平均寿命のデータは下位に位置していたそうです。

1975年には男性が全国第4位を記録しその後も上昇しているとのことです。

1990年代以降は全国1位を何度も記録しており、女性においては2010年に全国トップの記録している。

2015年は男性81.75歳で第2位、女性87.67歳で第1位

【長野県平均寿命が全国1位の理由】
●イナゴや蜂の子の昆虫を食べる食文化があり、そこに住む昔ながらの伝統食を引き継ぎ食べているということ。
●山間部が多く山道をよく歩き足腰が強い

しかし、動画の中残念なことに、紹介されたいる本書の中では、長野県が平均寿命が全国1位の理由は、昔ながらの食文化や山間部の山道を歩く習慣が理由ではなく、高齢者の就職率が高いからだとのことです。

イナゴや蜂の子の昆虫の食文化があり、山間部が多く山道をよく歩き足腰が強いという全国平均寿命が延びた理由を否定されています。

昔ながらの伝統食を継承されている食文化、山道を歩くは、まさに先住民がやっていた先人の恵で、は人間の基本の生き方です。

先住民の生き方を見習えば、認知症にはならないし健康に生きられます。

85歳を過ぎても認知症は改善できる



「アルツハイマー病の真実と終焉」の著者デールブレデン博士は、リコード法により、アルツハイマーを根治にはいたらなくとも、回復させる方法を編み出しています。

その生活習慣がアルツハイマー病になる 

認知症の人を評価し、認知症のリハビリ治療を行えば認知症は改善できます。

MMSEは脳の認知機能を評価する検査です

【動画】
●「何事においても引退しない、老化防止に仕事をする、長生きしたければダイエットはしないこと」r
伊乃丸
伊乃丸

老化防止に仕事をするって現実的に難しいですよ。生活に密着した身近なところから考える方が現実的です。

アルツハイマー型認知症以外の、レビー小体型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭型認知症などの認知症になったとしてもその患者さんを評価しアプローチすることで改善出来ます。

認知症になる原因とその前兆

85歳を過ぎたからといって、加齢にともなう老化はあっても、必ず脳機能が低下するとも限りません。

書店へ行けば、また、インターネットで検索すれば情報はたくさんあります。

ネガティブな情報に捉われることのないよう、いろんな情報の中で、自分の目で確かめ行動することがもっとも大切です。

END

最後まで、この記事をご覧いただき、ありがとうございました。

またお会いしましょう。

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