介護

自らの介護体験談を語ります

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家族の介護を軽減させるため、認知症を改善させるためのリハビリ治療を兼ねて、母をわたしの家へ連れて来ました。

認知症の母と長い時間一緒に過ごした、初めて一人で介護する自らの介護体験談です。

介護体験・認知症リハビリ頭蓋治療をする

S T A R Tの文字の模型が線路の真ん中に並んでいる写真
S T A R Tの文字の模型が線路の真ん中に並んでいる写真

母を迎えに行き実家へ行き、わたしの家へ向かうバスの中で、リハビリをしようと思い揺られながら母の頭蓋を触っていました。

認知症の人の頭蓋は熱がこもっていると言われます。

認知症の母の頭も触ってみるとホントに頭蓋が熱いです。

何度か母の認知症を改善するためのリハビリをしていましたが、頭蓋を触るのは初めてです。

母のような言語理解が困難な認知症の人は、側頭骨の頭蓋治療をすることで、言語理解が良くなることがあります。

脳脊髄液の循環が一次呼吸を整え、脳の血流を良くする

本来なら脳、内臓、筋、心を評価し、認知症の改善するための治療計画を立てます。

母とは離れて暮らしていることもあり、定期的に認知症を改善させるためのリハビリを行えない状態です。

また、家族からは認知症を改善させるためのリハビリを懐疑的に思われているのも、リハビリができないこともあります。

家族間における介護問題の解決方法~家族が円満になるには~

家族からは、認知症改善するためのリハビリに理解がなく協力を拒否されます。

家族が拒否するのは、認知症を改善するためのリハビリに不信感があるというよりは、これまで家族との信頼関係を築いて来なかったわたしに原因があります。

母を介護する介護体験では、定期的にリハビリは行えないので、母に有効と思う頭蓋治療と内臓治療をしようと決めました。

それまでは卓上療法、いわゆる機能低下している脳部位に適した脳トレをやりましたが、言語理解が悪く、集中力もないため脳トレをすることはやめます。

今後いつできるかも分からないリハビリを間をあけて不定期で行ったとして、母の認知症を改善させることができるのか分からない状況です。

まあ、やらせてもらえるだけでも全くできないよりいいですよね。

頭蓋治療の技術は難易度が高く、頭蓋治療をすることに躊躇していました。

頭蓋治療が、言語理解の悪い人にとって有効な治療法なら、まずは触るだけでもと思いやってみました。

まだまだわたしの技術は未熟ですが、頭蓋骨にアプローチしていけば何らかの変化が現れると思います。

また、頭蓋治療をして少しの改善が見られれば、認知症リハビリ専門士としての自信になっていきます。

他の認知症の人への改善にも役立てていける勉強の機会でもあります。

母のリハビリメニューは頭蓋治療と内臓治療をメインにやっていきたいと思っています。

介護体験・認知症の人の介護の大変さを痛感

介護体験・母の帰宅願望

樹々と住宅のある道の写真
樹々と住宅のある道の写真

夕方から夜にかけては自分の家にいるのに、「わたし帰ります」と言ってバックと帽子を手に持って外へ出ようとします。

毎日のように母は夕方になると落ち着きがなく、ここが家なのに家に帰りたいと言い出します。

いわゆる帰宅願望っていう症状です。

そんな時は外へ出て、ちょっと家の回りを歩いて帰ってくるというよなことをして落ち着かせています。

それでも何度も帰ると言うこともあり家族は苦労しています。

わたしの家に来てまで、帰ると言い出すとは全然想定していなかったので慌てましたね。

こうなれば外へ出ないと気が済まないので何がなんでも外へでなければいけません。

夜、外へ出て近くのスーパーへ行き、買い忘れていた豆腐を買いに外へ出ました。

その後も落ち着かずまた帰ると言い出すので実家の家族へ電話しました。

電話を切った後、何に気が障ったのか分かりませんが怒り出します。

家族との電話のやり取りで、母の中で何か思うように伝えられなかったのかも知れません。

なんせ母は言語理解ができないし、普通の人との会話のやり取りに付いていくのが困難なのです。

思うようにいかず言いたいことを表現できないのですから、母なりにもどかしくなり、怒りに変わっていきます。

半べそを搔き「もうダメぁだと~」言い、テーブルに顔を伏せて泣いてる振りをします。

もう寝ようと言ってもなかなパジャマを着ません。

そう簡単に母の怒りは治まりません。

お互いスキンシップをして、じゃれあっているうちに急に笑って喜んだりしたので機嫌良くなったかなと思う瞬間があります。

しかし、すぐに機嫌が戻るわけでもないのです。

そのうちにちゃんと布団に入って寝てくれました。

認知症の人との関わり方・接し方・コミュニケーションの取り方

わたしは認知症リハビリ専門士として、実際に認知症の人を相手に仕事はしていません。

認知症リハビリ専門士としてまずは、母の認知症を改善させたいと思っています。

家族から母のリハビリをすることを快く受け入れられていない状況ですが、出来る機会が与えられている中でやっていきたいと思っています。

今後、認知症リハビリ専門士として、多くの認知症の人が改善できるように活動していきたいと思っています。

最後までこの記事をご覧いただき、ありがとうございます。

またお会いしましょう。

END

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